体験談
癒しの旅路 その2 はじめてのカウンセリング
その日はとにかく前日から緊張していたことを覚えています。はじめてカウンセリングを受ける。はじめて会う人に自分の心の問題を打ち明けて対処してもらう。これだけでも相当緊張します。
「これでダメだったら自分はどうやって生きていけばいいのだろう?」
そんな切羽詰った思いでセッションルームへ向かいました。迎えてくれたのはAさん(30代くらい 男性)。関西弁でたんたんとした印象。なんとなく怖い・・(自分の極度の緊張がそう感じさせたのかもしれません)。
緊張しながらもとりあえずこれまでのことを話しました。引きこもり直前の状態であること、強いマイナス思考、対人関係における強い消耗など。
Aさんはぼくが幼少期(0〜3歳)のトラウマにより人格が分離しているといいました。統合には何度もセッションを受ける必要があり、精神にかなり負担をかけるだろう。そうしても必ず良くなるとは保障できませんとのこと。
説明は納得できる部分もあり、そうでない部分もありました。でも断定的な話しぶりで説明されていくと「そうなのかな、やっぱりやんなきゃだめなんだろうな」という気になり、催眠をかけてもらいました。
身体から力が抜けていく暗示をかけられているうちに意識がボーっとしてきて体が重くなってくる。「くるしい」と感情をこめていってみるようにといわれ、「くるしい・・・くるしい・・・!」と言い続けました。
そして目の前に置かれたクッションを力任せにたたくように指示され、その通りに行いました。
トラウマを分析し、自己の統合をはかるために行わされたことのようだったのですが、正直、このセッションでは何も得るものはありませんでした。
催眠をかけられる感覚というのは味わいましたがそれで何が変わるというものでもありませんでした。特に後半はダレてしまい、「帰りたい・・」と思っていました。
帰り道を歩きながら「ここは自分には向かないだろうな。他を探そう」とすでに思っていました。
そしてこの3日後、また別のセラピールームでセッションを受けることになります。
