体験談
癒しの旅路 その1 旅のはじまり
そもそも、2005年の春に就職、上京してきた時はまさか自分が心理カウンセリングを受けることになる、癒しの道へ足を踏み入れるなど思ってもいませんでした。
子供の頃からの夢であった獣医師となることができ、「この仕事で一生やっていくんだ」と信じて疑いませんでした。希望に満ちた心持ちで半年間、突っ走りました。休みの日も勉強に没頭しそれが辛いとも思いませんでした。
しかし。
しばらく経つと精神的に苦しくてたまらなくなりました。別に仕事で行き詰ったわけではありません。わりと順調ではあったのですが、とにかく仕事に行きたくない、人と接することが辛くてしょうがない。朝、職場に着いたときからもう帰ることを考えている。
もともとマイナス思考は強く、人とのコミュニケーションはあまり得意ではありませんでしたが、とにかく1日1日が苦しかった。
「なんなんだ、これは?」
そんなとき、ネットカフェでたまたま見たサイトに強く惹きつけられました。
それはヒプノセラピー(催眠療法)を用いたカウンセリングを行っているセラピールームのサイトでした。
「常に不安や緊張にとりつかれ、ひとり悩み傷ついている。自分を変えようと決意しても気がつけばいつも同じパターンを繰り返している。それはあなたの過去のトラウマが関係しています。見つめなおし、解放していきましょう」
そんな内容でした。直感的に思いました。「これだ、これしかない」
そしてぼくはさっそくカウンセリングを予約しました。セッションは3週間後。重たい鎖を引きずるように1日1日を必死に耐え続け、わらをつかむような思いでようやくセッションを受けました。
旅のはじまりでした。
