体験談
癒しの旅路 その17 自分の命を世に問う
Fさんにまたスリーインワンのセッションを受けました。
セッションを重ねるうちに、今の仕事を辞めよう、という思いがどんどん膨らんでいました。
子供の頃からの夢であり、ようやく実現した獣医師という仕事ではありましたがセッションを重ねるうちに、それは母親の希望を実現しようとしていたことが明確になっていました。
さらに、心理療法の勉強をしたり、セッションを受けることに集中する時期が必要である、と強く感じていました。
しかし、子供の頃から求め続けてひたすら努力を重ねてようやくたどり着いた場所です。そうそう決断をくだすことはできません。
そこで選択することに対するストレスをとるセッションを行いました。原因となる年齢を筋反射テストできいていくと0歳、受胎時をさらにさかのぼって母方18世代前の女性28歳(!)と出ました。
スリーインワンでは前世、という概念は出てきませんが、世代、という概念が出てきます。先祖の信じ込みが引き継がれていく、という考え方のようです。
イメージをしていくと、その女性は夫から人とも思われないひどい扱いを受けていました。そんな境遇のなかでその人は人生を諦めてしまった。
自分の意思や希望などかなえられることはない、望む現実など得られるはずがない。希望を持つだけ不毛なことだ。
「だめだ…」というひとり言をつぶやきました。
温かい人と人の関わりもなく、人生は絶望そのものだった。そんなものだから、せめて一人にしてほしい。スリーインワンでは想いが現実をつくるというけど、もうそれが現実としか思えなかった。
※ちなみにこれはイメージをして何となく浮かんできた考えです。本当に18世代前の先祖がそんな人生や考えであったのかは知りようもありません。単にぼくの潜在意識にある思いが出てきただけ、ともとれます(催眠誘導CDで出てきた思いによく似ています)。
ここで修正。このときはフィクセーションといってペンライトで眉間に光をあてる、という修正法を使いました。
そして再びイメージ。女性の顔が明るくなってきました。胸をはっている。とてもポジティブで力強いイメージに変わっていきました。
生きていくということは良いことにも悪いことにももみくちゃになって、それでも歩みを止めずに進んでいくこと。自分の行動がどういう結果を招くにせよ、責任をもって自分で引き受けて歩き続けていく。
それが悲壮感に満ちたものではなく、ずぶといポジティブエネルギーをもって生きていくというイメージを受け取りました。
生きていれば色々なことが起きます。本気で信じたものに突き進んでも良い結果が保証されるわけではありません。
それでも進もう。傷つき、傷つけられることもありますがそれでも進もう。無理に傷を隠す必要もない。とりあえず傷は傷でもいい。
自分の命が何であるかを世に問うていこう。
生きることの価値は結果を残すということにあるのではなく、その歩みそのものにある。だから、恐れずに歩もう。
こころの求めるままに歩み続ける姿勢にこそ大きな価値があるのだと思いました。
新しい選択 自分の命を世に問う
新しいひとりごと 地に足をつけて歩いていく
新しいふるまい 行動する
この2週間後、ぼくは勤めていた職場をやめることになります。子供の頃からずっと夢として長年努力し、そして実現した獣医という仕事を手放しました。
