初めて心理療法、カウンセリングを受ける不安にすべてお答えして、あなただけの答えを見つけるお手伝い(東京)「こころのかげぼうし」

東京のカウンセリング・心理療法 こころのかげぼうし タイトル画像

体験談

癒しの旅路 その15 姉について

姉はぼくの1歳上です。

幼い頃の姉は仕切り屋でとても怖かったことを覚えています。ヒステリックで支配的な面がありました。

何かにつけぼくはよく姉に攻撃され、否定され続けてきました。

とても仲が悪く、小学生〜中学生の頃はよく口ゲンカをしました。

しかしその一方、ぼくは姉に依存していました。二人で保育園に通っていた頃、先に姉が幼稚園に入るとぼくは

「おねえちゃんがいないから行かない」

といって一年間、保育園をボイコットしました。両親が不仲だったからでしょうか、ぼくは姉に依存していました。

姉は、高校を卒業したあたりからまるくなってきて、ぼくに対しても本当に良くしてくれるようになりました。

とある心理学のワークショップに参加した時に気づいたのですが姉の攻撃的かつ支配的な性格は暴力的であった父に対抗するために身につけたことのようでした。

父に強い恐れを抱いていた場合や、もしくは母が攻撃されているのを見て育った場合、一番上の子供は身を守るために支配的な性格になったり、攻撃的な性格となっていく場合があるようです。

ぼくは姉に否定され、攻撃され、支配され続けてきたという感覚をもっていましたが、姉は姉でそうしなければ安心できなかったようです。

しかし、理屈として理解はできましたが、姉に対する深い恨み、憎しみまでが解消されたわけではありませんでした。日常のふとしたときにコントロールできない怒りが噴出してくることがありました。「絶対に許さない」と心のなかで叫ぶこともしばしばでした。

以前、セラピストEさんのセッションで姉の問題を扱おうとしたことがありました。

最初の目標設定で「姉と手をとりあい仲良く協力しあって生きていく」としようとしたら身体が「NO」と答えました。

「心の底では望んでいないようですね」といわれました。驚きましたがそうかもしれないな、とも思いました。

そのときは催眠誘導もしてもらったのですがいつもなら何がしかのイメージが浮かぶのにそのときは全く何も浮かんではきませんでした。

このテーマに対してかなり強い抵抗があるからですよ、と説明されました。

小さな頃からずっと攻撃、否定され続けてきたことにぼくが深い恨みや憎しみを抱えていること。これは姉に話したことがありませんでした。というか、話そうという発想自体ありませんでした。

こうやってセッションを受け始める頃には姉はだいぶ優しくなり、何よりぼくら家族のつながりを保つために一番がんばっている人でしたし、また姉に支配されていて逆らうことができない、という感覚もありましたから。

しかし、このままではお互いに理解しあい、良好な関係を築いていくことはできないと思い、ある夜、ぼくは勇気を振り絞り姉に話しました。姉の家で夕食をふるまってもらった後でした。

姉は気丈に聞いてくれました。しかし深く傷つけてしまったことも確かでした。

そしてちょうど翌日、Fさんのスリーインワンのセッションを受けました。以前、別の人にも姉をテーマにスリーインワンのセッションをしてもらったのですがそのときはカラダがセッションの許可を出さなかったので取り上げることはできませんでした。

しかし、その日の最初にテーマとして取り上げて良いかときくとカラダは「yes」と答えました。

機が熟した、ということだったようです。

<<前のページへ    次のページへ>>

カテゴリのトップへ

個人セッションのお問い合わせ・お申込みはこちらから