体験談
癒しの旅路 その13 前世らしきもの
先にも書いたことですが、前世療法に興味をもった僕は催眠誘導CDをネットを通じて購入しました。でも催眠療法のなかでも特にイメージ力が必要とされる前世療法はなかなか見ることが難しいようです。
実際、Eさんセッションを受けていたときも見ることはできませんでした。しかし催眠誘導CDをきくととてもリラックスして眠りにつくことができるのでよく眠る前にかけていました。
そしてある日。そんなに明確な絵が浮かんだわけではなかったのですがひとつの前世らしき物語が浮かびました。以下に述べます。
誘導に従い前世への扉をひらくと、アフリカの飢餓児のような黒人のガリガリの子供がいました(2〜3歳)。広い荒野にひとりきりです。どうやら捨てられているようでした。
次に5歳の頃、やはりひとりきりで乞食のような暮らしをしていました。最初の場面ですぐ死んだと思ったのですがなんとか生き延びているようです。
その子の心境をのぞくと生きていくことに対する絶望感、孤独感がありました。しかもそれを自覚していない。それが当たり前のことだと思っていました(ちなみに僕は小さい頃、ガリガリに痩せていて、母は他人に「失礼ですがお子さんは病気をされているのですか?」といわれ、悲しい思いをしたことがあるそうです)。
家族、関係者をみるように誘導されて出てきたのは今世での地元の親友二人でした。とても暖かい気持ちになりました。
さらに先に進むと大人になり、身なりも普通になり、何か書類のようなものを持って仕事をしているようでした。客、もしくは上司のような太った男に責められていました。
そしてなぜか大学時代の先輩、今の職場の先輩の顔が浮かびました。どちらも仕事の要領がよく、周囲からの評価も高い人です。
なんだろうと思いましたが「自分は彼らのようにうまく生きていくことができない」という考えが浮かびました。
死の場面に誘導されると病床にありました。親友二人がいてくれました。そしておそらく看取られて死にました。
魂が空に上っていき、上から彼の人生を眺めました。そして今の自分と見比べました。彼が人生のなかで感じたことは
「孤独、絶望のなかで生きていくのが当たり前。自分はうまく生きることも、幸せに生きることもできない」
でした。そして天の光の中で浄化されるイメージを経て終わりました。「幸せな過去世を見る」というタイトルのCDなのに浮かんだものはかなり重たいイメージでした(笑)。
でもそれは重たい鎖を引きずるように、暗い路地を独り歩くように生きている今の自分につながるような気がしました。
以上が僕の「前世体験らしきもの」です。これを見たからといって特に何も変化はありませんでした。ただ、ぼくの心のなかにある感覚が1つの物語になっているような気がします。
